東南アジアの内陸国ラオス。タイやベトナムに比べて知名度は控えめですが、もち米を主食にフレッシュハーブをふんだんに使った料理は、一度味わうと忘れられない魅力があります。辛味と酸味の絶妙なバランス、素朴でありながら奥深い味わい——ラオス料理には、日本人の味覚にもしっくりくる要素がたくさんあるんです。
この記事では、ラオス料理の特徴と魅力を解説したうえで、現地で愛される伝統的な料理15選をご紹介します。それぞれの料理の味わいや食べ方のコツ、日本で楽しむ方法まで、ラオス料理の世界を存分に味わえる内容になっています。旅行の予習として、また新しい食の冒険として、ぜひ最後までお読みくださいね。

ラオス料理の特徴と魅力——タイ料理やベトナム料理との違い
ラオス料理と聞いて、タイ料理やベトナム料理との違いがピンとこない方も多いのではないでしょうか。実は、ラオスならではの食文化には独特の個性があります。
もち米が主食という珍しい食文化
ラオスは世界でも珍しい「もち米を主食とする国」です。日本のようにうるち米を炊くのではなく、蒸したもち米を「カオニャオ」と呼んで毎食いただきます。竹で編んだ「ティップカオ」という小さなかごに入れて食卓に並べ、手でちぎりながらおかずと一緒に食べるスタイルが基本です。
もち米は腹持ちがよく、素朴な甘みがあります。スパイシーなおかずとの相性は抜群で、辛さをまろやかに包み込んでくれるんですよ。日本でもち米というと赤飯やおこわのイメージですが、ラオスでは日常の主食。この違いを知るだけでも、ラオス料理への興味が深まりますよね。
フレッシュハーブがふんだんに使われる
ラオス料理のもう一つの大きな特徴は、新鮮なハーブを惜しみなく使うことです。ミント、コリアンダー(パクチー)、ディル、バジルなど、数種類のハーブが一皿に盛られることも珍しくありません。
特に「パクチーラオ」と呼ばれるディルに似たハーブは、ラオス料理には欠かせない存在。爽やかな香りが料理全体を引き立て、油っぽさを感じさせない軽やかな仕上がりになります。ハーブ好きな方にはたまらない料理が揃っていますよ。
辛味・酸味・うま味のバランス
タイ料理ほど激しい辛さではなく、ベトナム料理ほど甘さに寄っていない——ラオス料理は辛味と酸味のバランスが絶妙です。唐辛子のピリッとした刺激に、ライムやタマリンドの酸味が加わり、魚醤(ナンプラー)のうま味がまとめ役になります。
特筆すべきは「パデーク」という発酵調味料。魚を塩漬けにして発酵させたもので、日本のしょっつるや魚醬に似ています。これがラオス料理に独特の深みを与えているんです。発酵食品が好きな方は、きっとこの風味にハマるはずです。

ラオスを代表する伝統料理15選
ここからは、ラオスで愛されている伝統的な料理を15品ご紹介します。現地で食べるならこれだけは外せない、という料理ばかりを厳選しました。
1. カオニャオ(蒸しもち米)
ラオスの食卓に欠かせない主食がカオニャオです。専用の蒸し器で蒸し上げたもち米は、ふっくらとしながらも適度な弾力があります。竹かごの「ティップカオ」に入れられ、手でちぎって食べるのがラオス流です。
そのまま食べても米本来の甘みを感じられますが、スパイシーなラープやソムタムと一緒に頬張ると、口の中で絶妙なハーモニーが生まれます。ラオス料理を楽しむなら、まずこのカオニャオの魅力を知ることから始めてみてくださいね。
2. ラープ(挽き肉のハーブサラダ)
ラオスの国民食とも言えるのがラープです。挽き肉(豚、鶏、牛、アヒルなど)を炒めるか生のまま、ライムジュース、魚醤、唐辛子、炒り米粉、そしてたっぷりのハーブで和えた一品。
タイのラープと似ていますが、ラオスのラープはハーブの量が多く、炒り米粉「カオクア」の香ばしさが際立っています。酸味と辛味、肉のうま味、ハーブの清涼感が一度に押し寄せてくる感覚は、一度食べたらやみつきになりますよ。
3. タムマークフン(青パパイヤサラダ)
タイの「ソムタム」として知られる青パパイヤサラダは、もともとラオス・イサーン地方が発祥と言われています。ラオス版のタムマークフンは、パデーク(発酵魚醬)を使うのが特徴で、より深いうま味とコクがあります。
細切りにした青パパイヤを、すり鉢で叩きながらトマト、インゲン、唐辛子、にんにく、ピーナッツなどと和えます。シャキシャキとした食感と、甘酸っぱ辛い味付けが食欲をそそります。暑い日にはぴったりの一品です。

4. ピンカイ(焼き鳥)
ラオスの屋台でよく見かけるのがピンカイ。丸ごとの鶏を開いて串に刺し、炭火でじっくり焼き上げます。下味にはレモングラス、にんにく、ターメリック、コリアンダーの根などが使われ、香り高い仕上がりになります。
皮はパリッと、中はジューシー。シンプルながらもハーブの香りが肉に染み込んでいて、噛むほどにおいしさが広がります。カオニャオとともに頬張れば、それだけで立派な食事になりますよ。
5. カオピヤック・セン(ラオス風ライスヌードルスープ)
朝食の定番として愛されているのがカオピヤック・センです。米粉とタピオカ粉で作ったもちもちの麺を、鶏や豚でとった優しいスープでいただきます。
ベトナムのフォーと比べると、麺がより太くてもっちり。スープはあっさりしつつもコクがあり、朝の胃にも優しい味わいです。テーブルに添えられたハーブや唐辛子で自分好みにアレンジできるのも楽しいポイントですね。
6. オラーム(野菜と肉のハーブ煮込み)
ルアンパバーン地方の郷土料理として知られるオラームは、様々な野菜と肉をハーブとともに煮込んだ一品。特徴的なのは「サクハーン」という木の一種を使うことで、独特の苦味とピリッとした風味が加わります。
茄子、ささげ、きのこなど、手に入る野菜をたっぷり使い、水分が少なくなるまでじっくり煮込みます。素朴ながらも滋味深い味わいで、ラオスの家庭料理の温かさを感じられる一皿です。
7. モックパー(バナナの葉包み蒸し魚)
バナナの葉で包んで蒸し上げる伝統料理がモックパーです。川魚(ナマズやティラピアなど)の切り身を、パデーク、唐辛子、ハーブ、卵と混ぜ、バナナの葉で包んで蒸します。
開けた瞬間に立ち上る香りは食欲をそそり、ふっくらと蒸し上がった魚は口の中でほろりとほどけます。バナナの葉の香りも料理に移り、素朴でありながら奥深い味わいが楽しめますよ。
8. サイウア(ラオス風ソーセージ)
ラオスのソーセージサイウアは、豚挽き肉にレモングラス、こぶみかんの葉、にんにく、唐辛子などを練り込んで作ります。タイ北部のものと似ていますが、ラオス版はハーブの香りがより強いのが特徴です。
炭火でこんがり焼き上げると、皮はパリッと中はジューシー。もち米と一緒に食べるのが定番で、ビールのおつまみとしても最高です。屋台で焼きたてを頬張る幸せは、ぜひ現地で体験してみてくださいね。
9. ピンシン(焼き肉)
牛肉や水牛の肉を薄切りにし、下味をつけて炭火で焼くのがピンシンです。マリネにはレモングラス、にんにく、魚醤、パームシュガーなどが使われ、甘辛い香ばしさが特徴です。
ジンギスカンのように目の前で焼きながら食べるスタイルもあり、ハーブと一緒にレタスで包んでいただくのがおすすめ。シンプルながらも素材の味を活かした、ラオスらしい一品です。
10. カオプン(発酵麺のスープ料理)
発酵させた米麺を使うカオプンは、ラオス独自の麺料理です。麺自体にほのかな酸味があり、魚や豚でとったスパイシーなカレー風味のスープとの相性は抜群。
たっぷりの生野菜やハーブを麺の上に盛り、混ぜながら食べます。カレーの辛さと麺の酸味、野菜のシャキシャキ感が口の中で混ざり合い、複雑でありながらまとまりのある味わいが楽しめますよ。
11. スープノーマイ(タケノコスープ)
ラオスではタケノコを使った料理が豊富ですが、代表的なのがこのスープノーマイ。タケノコを鶏肉や豚肉と一緒に煮込み、パデークとハーブで風味づけします。
タケノコの食感とほろ苦さ、発酵調味料のうま味が溶け合った素朴なスープ。日本のタケノコ料理とはまた違った魅力があり、現地の食文化を感じられる一品です。
12. トムカーカイ(ココナッツミルクの鶏スープ)
タイ料理として有名なトムカーカイですが、ラオスでも広く親しまれています。ココナッツミルクをベースに、鶏肉、ガランガル(タイ生姜)、こぶみかんの葉、レモングラスを加えて煮込みます。
クリーミーでありながらハーブの香りで爽やか。辛さは控えめで、酸味とうま味のバランスが絶妙です。体が冷えた時や、ちょっと疲れた時にほっとする味わいですね。
13. ケン・ノーマイ(タケノコのカレースープ)
もう一つのタケノコ料理がケン・ノーマイです。タケノコを唐辛子ペーストと魚醤で煮込んだスパイシーなスープで、独特の香りと辛さがクセになります。
パデークをたっぷり使うので、発酵食品特有の深いうま味が楽しめます。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、ラオスの食文化を深く知りたい方にはぜひ挑戦してほしい一品です。
14. シンダート(ラオス式BBQ鍋)
焼肉と鍋を同時に楽しめるシンダートは、ラオスで人気の食べ方です。特殊な形の鍋を使い、中央の盛り上がった部分で肉を焼き、周囲の溝でスープをいただきます。
肉から出る脂がスープに落ち、食べ進めるほどに味わいが深まるのが魅力。野菜も肉もたっぷり食べられて、大勢で囲むとより楽しい。ラオス旅行の夜はぜひシンダートで締めくくってみてはいかがでしょうか。
15. カノム・コック(ココナッツミルクのお菓子)
デザートとしておすすめなのがカノム・コック。米粉とココナッツミルクで作った生地を、特殊な型で丸く焼き上げます。外はカリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。
甘さは控えめで、ココナッツの風味がふんわり香ります。ネギを入れた甘くないバージョンもあり、おやつとしてもおつまみとしても楽しめますよ。
ラオス料理をもっと深く知るための基礎知識
料理をより楽しむために、ラオスの食文化背景についても少しご紹介しましょう。知識があると、一皿一皿の味わい方が変わってきますよ。
ラオス料理の味付けに使われる調味料
ラオス料理の味を決める重要な調味料について、表にまとめました。
| 調味料名 | 特徴 | 使われる料理 |
|---|---|---|
| パデーク | 魚を発酵させた調味料。強いうま味と独特の香り | ラープ、タムマークフン、スープ類 |
| ナンパー(魚醤) | パデークより軽めの魚醤。日常使い | ほぼすべての料理 |
| カオクア(炒り米粉) | もち米を炒って粉にしたもの。香ばしさとコクを加える | ラープ、サラダ類 |
| パームシュガー | ヤシの樹液から作る砂糖。まろやかな甘さ | マリネ、ソース |
| タマリンド | 酸味を加える果実。ペーストや水で使用 | スープ、サラダ |
ラオスでよく使われるハーブ類
ラオス料理に欠かせないハーブの数々。日本でも手に入るものも多いので、自宅で再現する際の参考にしてくださいね。
- パクチー(コリアンダー):葉も茎も根も使用。清涼感を加える
- パクチーラオ(ディル):ラオス料理に欠かせない。爽やかな香り
- ホラパー(タイバジル):スイートバジルよりスパイシー
- レモングラス:茎を刻んで使用。レモンに似た香り
- こぶみかんの葉:柑橘系の香りを加える
- ガランガル(タイ生姜):生姜より爽やか。スープに必須
- ミント:サラダや付け合わせに
ラオス料理とタイ料理の違い
「タイ料理とどう違うの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。主な違いを整理してみました。
| 比較ポイント | ラオス料理 | タイ料理 |
|---|---|---|
| 主食 | もち米(カオニャオ)が基本 | うるち米が中心 |
| 発酵調味料 | パデークを多用 | ナンプラーが主流 |
| 辛さ | タイよりやや控えめな傾向 | 地域により非常に辛い |
| 甘さ | 甘さは控えめ | 甘味が強い料理が多い |
| ハーブ | ディルを特徴的に使用 | バジル系が中心 |
| 調理法 | 素朴でシンプル | 洗練された技法も多い |
歴史的に見ると、ラオス北東部とタイ東北部(イサーン地方)は同じ文化圏に属しており、料理の共通点も多くあります。タイのイサーン料理が好きな方は、ラオス料理もきっと気に入るはずですよ。
日本でラオス料理を楽しむ方法
現地に行かなくても、日本でラオス料理を味わう方法はいくつかあります。
ラオス料理を提供するレストラン
東京を中心に、ラオス料理を専門に提供するレストランがいくつかあります。新大久保や高田馬場など、アジア系のお店が集まるエリアには、ラオス料理店やラオス・タイ料理を両方出すお店が見つかります。
イサーン料理店でも、ラオス料理に近いメニューを味わえることが多いです。もち米(カオニャオ)やラープ、ソムタムなどは、イサーン料理店ならほぼ確実にあります。ぜひ探してみてくださいね。
自宅で作るラオス料理
意外と自宅でも再現しやすいのがラオス料理のいいところ。必要な食材は輸入食品店やネット通販で手に入ります。
ラープなら、挽き肉・ライム・魚醤・唐辛子・ハーブ・炒り米粉があれば作れます。炒り米粉は、もち米をフライパンで乾煎りしてからミルで砕けば自作可能です。青パパイヤサラダも、青パパイヤさえ手に入れば比較的簡単に作れますよ。
もち米は日本のものでも代用できます。蒸し器がなければ、せいろや電子レンジでも蒸せますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ラオス料理を学べるレシピ本・サイト
本格的に学びたい方には、ラオス料理のレシピ本もいくつか出版されています。英語版が多いですが、写真が豊富で分かりやすいものが多いです。
ウェブサイトでは、ラオス大使館の公式サイトにラオス文化の紹介があり、料理についての基礎知識を得ることができます。また、ラオス政府観光局の公式サイトでも、ラオス料理の特徴について紹介されていますので、旅行前の予習にもおすすめです。
ラオス旅行で食を満喫するためのヒント
実際にラオスを訪れて料理を楽しむための、実践的なアドバイスをお伝えします。
食事で使えるラオス語フレーズ
簡単なラオス語を覚えておくと、現地での食事がより楽しくなります。
| 日本語 | ラオス語 | 発音 |
|---|---|---|
| おいしい | ແຊບ | セープ |
| 辛くしないで | ບໍ່ເອົາເຜັດ | ボー・アオ・ペット |
| もち米をください | ຂໍເຂົ້າໜຽວ | コー・カオニャオ |
| お会計 | ຄິດໄດ້ | キットダイ |
| ありがとう | ຂອບໃຈ | コープチャイ |
おすすめの食事スポット
ビエンチャン(首都)では、ナイトマーケットや路地裏の屋台で本格的なラオス料理を楽しめます。観光客向けのレストランもいいですが、地元の人で賑わうお店を選ぶと、よりリアルな味わいに出会えますよ。
ルアンパバーン(世界遺産の古都)では、朝市でカオピヤック・センを食べるのがおすすめ。早朝から活気のある市場を歩き、湯気の立つ麺をすするのは最高の体験です。
ヴァンビエン(自然豊かな観光地)では、川沿いのレストランでのんびりと食事を楽しめます。景色を眺めながらのビアラオ(ラオスのビール)とラオス料理は格別ですよ。
食事の際のマナーと注意点
ラオスでの食事マナーについて、知っておきたいポイントをまとめました。
- もち米は手で食べる:箸やフォークは使わず、右手でちぎって食べるのが基本
- 取り分けて食べる:おかずは大皿で出てきて、みんなで取り分けるスタイル
- 辛さは調節可能:テーブルの調味料で自分好みに調整できる
- 氷に注意:胃腸に自信がない方は、氷入りの飲み物は避けた方が無難
- 生野菜は様子を見て:屋台の生野菜は念のため控えめにする方も
旅行前には、厚生労働省検疫所(FORTH)のサイトで、渡航先の感染症情報や食中毒予防のアドバイスを確認しておくと安心です。
ラオス料理と健康——ヘルシーな食文化
ラオス料理は、実は健康的な食事としても注目されています。その理由を見ていきましょう。
野菜とハーブがたっぷり
ラオス料理では、一食で多種類の野菜とハーブを摂取できます。サラダ類は言うまでもなく、肉料理にも必ずたっぷりのハーブが添えられます。抗酸化作用のあるハーブを日常的に食べる習慣は、健康面でも注目されていますね。
発酵食品の恩恵
パデークをはじめとする発酵調味料は、腸内環境を整える効果が期待できます。日本人にとって発酵食品は馴染み深いもの。ラオス料理の発酵調味料も、味わいとともに体に良い影響を与えてくれるかもしれません。
油っこくない調理法
ラオス料理は蒸す、茹でる、和える、炭火で焼くといった調理法が中心。揚げ物は少なく、油の使用量が控えめなのも特徴です。カロリーを気にする方にも取り入れやすい食文化と言えるでしょう。
まとめ
ラオス料理の魅力について、伝統的な料理15選を中心にご紹介してきました。最後にポイントを振り返ってみましょう。
ラオス料理の主な特徴は以下の通りです。
- もち米(カオニャオ)を主食とする珍しい食文化
- フレッシュハーブをふんだんに使った爽やかな風味
- 辛味と酸味の絶妙なバランス
- パデークなど発酵調味料がもたらす深いうま味
- 素朴でありながら奥深い味わい
代表的な料理として、カオニャオ、ラープ、タムマークフン、ピンカイ、カオピヤック・セン、サイウア、モックパーなどをご紹介しました。どれも現地で愛されている定番料理ばかりです。
日本ではまだ馴染みの薄いラオス料理ですが、タイ料理やベトナム料理が好きな方なら、きっとラオス料理の虜になるはず。ハーブの香りに包まれながら、もち米を手でちぎっておかずと一緒に頬張る——そんなラオスならではの食体験を、ぜひ一度味わってみてくださいね。
実際にラオスを訪れて現地の味を楽しむもよし、日本のラオス料理店を探してみるもよし、自宅で挑戦してみるもよし。新しい食の世界への扉を開いてみてはいかがでしょうか。


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