4月が旬の食材は?春の野菜・魚・果物一覧

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春の陽気が心地よい4月、毎日の食卓にも季節の彩りを取り入れてみませんか。この記事では、4月に旬を迎える野菜・魚・果物をたっぷりとご紹介します。みずみずしい春野菜や脂がのった魚介など、それぞれの食材が持つ魅力や、美味しさを引き出す献立のヒントも満載です。旬の恵みをいただくことは、私たちの心と体にやさしく寄り添い、日々の暮らしを豊かにしてくれます。さあ、春ならではの味覚を探しにいきましょう。

目次

1. 4月の食卓を彩る旬の食材とその魅力

ぽかぽかと柔らかな日差しが心地よく、新しい始まりに心が弾む4月。この季節は、自然の恵みも一斉に芽吹き、私たちの食卓を豊かに彩ってくれます。冬の寒さを乗り越えて育った春の食材たちは、生命力にあふれ、旬ならではの特別な味わいと栄養をたっぷりと蓄えています。

旬の食材を取り入れる一番の魅力は、なんといってもその格別な美味しさと豊かな香りです。最も成長が盛んな時期に収穫されるため、野菜はみずみずしく、魚は脂がのり、果物は甘みが凝縮されています。また、旬の食材はその時期に私たちの体が必要とする栄養素を豊富に含んでいるとも言われています。例えば、春野菜特有のほのかな苦味には、冬の間に体に溜め込んだ不要なものを排出し、目覚めさせてくれる働きがあるのです。

さらに嬉しいことに、旬の食材はたくさん収穫されるため、比較的お求めやすい価格で手に入るのも魅力の一つ。美味しくて、栄養満点で、家計にもやさしいなんて、良いことづくめですね。いつもの食卓に旬の食材を一つ加えるだけで、季節の移ろいを感じることができ、毎日のお料理がもっと楽しくなることでしょう。

この記事では、そんな4月にぜひ味わっていただきたい、選りすぐりの旬の食材を野菜、魚介類、果物に分けてご紹介します。まずは、どんな美味しい出会いが待っているのか、一覧で見てみましょう。

分類食材の例
野菜たけのこ、春キャベツ、新玉ねぎ、アスパラガス、そら豆、さやえんどう、ふき、菜の花 など
魚介類初鰹(はつがつお)、サワラ、真鯛(まだい)、アサリ、ホタルイカ、シラス など
果物いちご、びわ、清見(きよみ)オレンジ、はっさく など

さあ、ここからはそれぞれの食材の魅力や、美味しくいただくためのちょっとしたヒントを詳しく見ていきましょう。あなたの暮らしに、春の美味しい彩りを添えてみませんか。

2. 4月に旬を迎える春野菜

冬の寒さを乗り越え、大地が芽吹く4月。この時期の野菜は、みずみずしさと生命力にあふれ、食卓に春の息吹を運んでくれます。ほろ苦さや優しい甘みは、冬の間に縮こまっていた私たちのからだを、内側からそっと目覚めさせてくれるようです。ここでは、4月にぜひ味わいたい、代表的な春野菜をご紹介します。

2.1 春の味覚の王様 たけのこ

春野菜と聞いて、まず「たけのこ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。地面から顔を出す力強い姿は、まさに春の象徴。独特の香りとシャキシャキとした歯ごたえは、煮ても焼いても、ご飯と炊き込んでも絶品で、春に一度は食べたい味覚の王様です。

スーパーで選ぶ際には、ずんぐりとしていて皮の色つやが良く、穂先が黄色がかっているものが新鮮です。切り口が白くみずみずしいかも確認しましょう。手に入れたら、時間が経つほどアクが強くなるため、できるだけ早くアク抜きをするのが美味しくいただくコツです。米ぬかと一緒に茹でるのが一般的ですが、なければお米のとぎ汁や生米をひとつまみ入れても代用できますよ。

選び方のポイント主な栄養と期待できる効果
・皮にツヤがあり、穂先が黄色いもの
・ずんぐりとした形で、重みがあるもの
・切り口が白く、みずみずしいもの
カリウム:からだの余分な塩分を排出し、むくみ予防に
食物繊維:お腹の調子を整える
チロシン:やる気や集中力を高める助けに

アク抜きしたたけのこは、定番の「たけのこご飯」や「若竹煮」はもちろん、薄切りにして木の芽と和えたり、天ぷらにしたりするのもおすすめです。

2.2 甘くて柔らかい 春キャベツ

「新キャベツ」とも呼ばれる春キャベツは、冬のキャベツに比べて葉の巻きがふんわりとゆるく、驚くほど柔らかいのが特徴です。葉がみずみずしく甘みも強いので、まずはぜひ、生のままサラダでその美味しさを味わってみてください。加熱する際も、さっと火を通すだけで、甘みが一層引き立ちます。

選ぶときは、葉の緑色が鮮やかでハリとツヤがあり、持った時にふんわりと軽いものがおすすめです。芯の切り口が新しく、大きすぎないものが良いでしょう。栄養面では、胃の粘膜を保護する働きがあると言われるビタミンU(キャベジン)や、美肌づくりに欠かせないビタミンCが豊富です。シンプルな塩もみやコールスロー、豚肉と合わせた回鍋肉(ホイコーロー)など、和洋中どんなお料理にも活躍してくれます。

2.3 みずみずしさが特徴 新玉ねぎ

春にだけ出回る新玉ねぎは、収穫後に乾燥させずに出荷されるため、水分がたっぷりで驚くほどみずみずしいのが魅力です。通常の玉ねぎのようなツンとした辛みが少なく、甘みが強いので生食にぴったり。辛みが少ないため水にさらす必要があまりなく、栄養を逃さず丸ごといただけるのも嬉しいポイントです。

選ぶ際は、表面に傷がなくツヤがあり、触ったときに固く締まっているものを選びましょう。水分が多いため傷みやすいので、購入後はなるべく早めに食べきるのがおすすめです。血液をサラサラにする効果が期待される硫化アリルは水に溶けやすいため、サラダにする際も水にさらす時間は短めにしましょう。スライスしてかつお節とポン酢をかけるだけでも、立派な一品になります。じっくり加熱するとトロトロの食感と甘みが増すので、丸ごとスープやステーキにするのも格別です。

2.4 鮮やかな緑が美しい アスパラガス

すっと伸びた姿と鮮やかな緑色が美しいアスパラガスも、春を代表する野菜のひとつ。シャキッとした歯ごたえと、穂先に詰まった豊かな風味、噛むほどに広がる甘みは、春の訪れを感じさせてくれます。

美味しいアスパラガスは、穂先がキュッと固く締まっていて、茎が太くまっすぐに伸び、全体にハリとツヤがあるものです。切り口が乾燥しておらず、みずみずしいものを選びましょう。調理する際は、根元の固い部分を少し切り落とし、ピーラーで下半分の皮をむくと、筋っぽさがなくなり口当たりが良くなります。栄養ドリンクの成分としても知られる「アスパラギン酸」は、新陳代謝を促し、疲労回復を助けてくれると言われています。詳しくは、農林水産省のウェブサイトも参考にしてみてください。(参照:農林水産省「特集2 アスパラガス」)

下処理のコツおすすめの食べ方
・根元の固い部分を1〜2cm切り落とす
・根元から5cmほどの皮をピーラーでむく
・節にある「はかま」と呼ばれる三角形の皮を取り除く
・豚バラ肉を巻いて焼く「肉巻き」
・さっと茹でてマヨネーズで
・バターやオリーブオイルで炒める「ソテー」
・天ぷら、おひたし、和え物

2.5 その他4月が旬の野菜

そら豆

ほかにも、4月の食卓を豊かにしてくれる素敵な春野菜がたくさんあります。見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

2.5.1 そら豆

ぷっくりとしたさやの中に、愛らしい豆が並ぶそら豆。旬の時期がとても短く、まさに春ならではの味覚です。独特の豊かな風味があり、さっと塩ゆでするだけでごちそうになります。さやにツヤがあり、中の豆の形がそろっているものを選びましょう。

2.5.2 さやえんどう

絹さや、スナップえんどうなど種類も様々。シャキシャキとした食感と鮮やかな緑が、お料理に春らしい彩りを添えてくれます。卵とじや炒め物、お味噌汁の具にしても美味しいです。

2.5.3 ふき

独特の香りとほろ苦さが魅力の、春の山菜の代表格です。アク抜きの手間はかかりますが、その味わいは格別。油揚げと一緒に煮物にしたり、甘辛く煮詰めて「きゃらぶき」にしたりして楽しめます。

2.5.4 菜の花

春を告げる花のイメージが強いですが、野菜としても美味しい食材です。特有のほろ苦さは、からし和えやおひたしにすると絶品。パスタの具材にしても、春らしい一皿になります。つぼみが固く締まっているものを選ぶと、食感良くいただけます。

3. 4月に味わいたい旬の魚介類

春の訪れは、山菜だけでなく海の幸にも恵みをもたらします。この時期の魚介類は、産卵を控えて栄養をたっぷり蓄えていたり、冬の冷たい海で身が引き締まっていたりと、格別の美味しさを楽しめます。生命力あふれる春の海の幸を、ぜひ日々の食卓に取り入れてみませんか。

3.1 脂がのり始める 初鰹

黒潮にのって北上してくる鰹のうち、春から初夏にかけて獲れるものが「初鰹(はつがつお)」と呼ばれます。江戸時代から「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」と詠まれるほど、初夏の訪れを告げる魚として親しまれてきました。秋の「戻り鰹」に比べると脂は控えめですが、さっぱりとした赤身の味わいは、まさに春の到来を告げる味覚です。薬味をたっぷり添えた「たたき」でいただくのが定番ですね。

美味しい選び方主な栄養素おすすめの食べ方
皮が銀色に輝き、身にハリがあるもの。切り口が黒ずんだり、虹色に光ったりしていないものが新鮮です。DHA、EPA、たんぱく質、鉄分、ビタミンB群たたき、刺身、カルパッチョ、手こね寿司

3.2 春を告げる魚 サワラ

「鰆」という漢字が使われるように、春に旬を迎える魚の代表格です。瀬戸内海沿岸では春の訪れを告げる魚として特に珍重されてきました。くせのない上品な白身魚で、身が柔らかいのが特徴。上品でふっくらとした白身は、どんな料理にも合わせやすい万能選手で、和食はもちろん、洋食にもよく合います。塩焼きや西京焼きにすると、サワラの豊かな風味を存分に楽しめますよ。

美味しい選び方主な栄養素おすすめの食べ方
目が澄んでいて、体にツヤと張りがあるもの。切り身の場合は、血合いの色が鮮やかで、身に透明感があるものを選びましょう。DHA、EPA、ビタミンD、カリウム西京焼き、塩焼き、幽庵焼き、ムニエル、フライ

3.3 桜の季節に美味しい 真鯛

産卵を控えた春の真鯛は、美しい桜色をしていることから「桜鯛(さくらだい)」と呼ばれ、珍重されます。お祝いの席には欠かせない魚ですが、この時期の真鯛は脂がのって旨みも格別。「桜鯛」とも呼ばれる美しい姿と、上品な旨みがお祝いの席にもぴったりなのはもちろん、普段の食卓も華やかにしてくれます。鯛めしやお吸い物など、鯛の出汁を活かしたお料理もおすすめです。

美味しい選び方主な栄養素おすすめの食べ方
全体に鮮やかな桜色でツヤがあり、目が澄んでいるもの。エラの内側が鮮やかな紅色をしているものが新鮮です。たんぱく質、ビタミンB1、タウリン、カリウム鯛めし、お吸い物、酒蒸し、塩焼き、ポワレ、カルパッチョ

3.4 その他4月が旬の魚介類

主役級の魚たちのほかにも、4月の食卓を豊かにしてくれる小さな名脇役たちがいます。手軽に春の味を楽しめる、人気の魚介類をご紹介します。

3.4.1 アサリ

春は潮干狩りのシーズンとしてもおなじみですね。産卵期を前にした春のアサリは身がふっくらと大きく、旨みもたっぷり。潮干狩りでもおなじみ、豊かな旨みがお料理の味をぐっと深めてくれます。お味噌汁や酒蒸しにすると、貝から出る美味しい出汁を余すところなく味わえます。パスタの具材としても大活躍しますよ。

参考:aff(あふ)2021年4月号 特集1 春夏秋冬 旬の魚を食べよう!(3)

3.4.2 ホタルイカ

富山湾の神秘的な光景で知られるホタルイカも、春が旬の味覚です。プリっとした食感と、ワタの濃厚な旨みがたまりません。小さな体に凝縮された濃厚なワタの旨みと、プリっとした食感がたまりません。定番の酢味噌和えのほか、パスタやアヒージョにしても美味しくいただけます。ボイルされたものが手軽に手に入るのも嬉しいポイントです。

3.4.3 シラス

春に獲れるシラスは「春しらす」と呼ばれ、身が柔らかく風味が良いとされています。釜揚げしらすやしらす干しなど、加工されたものが一般的ですが、骨ごと食べられるので、手軽にカルシウムを補給できるのが嬉しいですね。炊きたてのご飯にのせるのはもちろん、卵焼きに混ぜ込んだり、サラダのトッピングにしたりと、毎日の食卓で手軽に活躍してくれます。

4. 4月が食べ頃の旬の果物

春の暖かな日差しを浴びて、果物も美味しくなる季節です。食後のデザートやおやつの時間に、旬のみずみずしい果物を取り入れてみませんか。見た目も華やかな春のフルーツは、日々の食卓に彩りとささやかな幸せを運んでくれますよ。

4.1 春のフルーツの代表格 いちご

可愛らしい形と甘酸っぱい香りで、春の訪れを告げてくれるいちご。冬から旬が始まりますが、4月もまだまだ美味しい品種がたくさんお店に並びます。そのままいただくのはもちろん、ヨーグルトに添えたり、ケーキに使ったりと、楽しみ方もさまざまです。

美味しいいちごは、ヘタが濃い緑色でピンと反り返っているのが特徴です。果実全体が鮮やかに赤く色づき、表面にツヤとハリがあるものを選びましょう。保存する際は、洗わずにヘタを付けたまま、パックや容器に重ならないように並べて冷蔵庫の野菜室に入れると、鮮度が長持ちしますよ。

4月に楽しめる代表的ないちごの品種と特徴をいくつかご紹介しますね。

品種名主な特徴
あまおう福岡県産。「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字から名付けられました。果実が大きく、甘みと酸味のバランスが良い濃厚な味わいです。
とちおとめ栃木県産。鮮やかな赤色で、糖度が高くほどよい酸味があります。果汁が豊富でジューシーな食感が楽しめます。
紅ほっぺ静岡県産。果実が大きく、鮮やかな紅色をしています。甘みが強く、酸味もややしっかりと感じられる、コクのある味わいが人気です。
さがほのか佐賀県産。すっきりとした上品な甘さと、穏やかな酸味が特徴です。香りが良く、果肉がしっかりしています。

いちごには美容に嬉しいビタミンCがたっぷり含まれています。旬の美味しさを味わいながら、からだの内側からきれいを育んでみてはいかがでしょうか。

4.2 上品な甘さの びわ

初夏を思わせる、やさしいオレンジ色のびわ。4月の下旬頃からハウス栽培のものが出回り始め、季節の移ろいを感じさせてくれる果物です。みずみずしく上品な甘さは、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる特別な味わいですね。

美味しいびわを選ぶポイントは、皮の色と産毛(うぶげ)です。皮にハリがあってきれいなオレンジ色をしており、表面に細かい産毛がびっしりと残っているものが新鮮な証拠。軸がしっかりしているかも確認しましょう。びわはとてもデリケートで傷みやすいので、購入後はなるべく早めにいただくのがおすすめです。保存する場合は、乾燥しないように新聞紙などでそっと包み、涼しい場所か冷蔵庫の野菜室で保管してください。

長崎県や千葉県などが主な産地として知られています。旬の短い貴重な果物ですから、お店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

4.3 爽やかな香りの柑橘類

はっさく

春は、さまざまな種類の柑橘類が旬の盛りを迎える、あるいは名残りの美味しさを楽しめる季節です。爽やかな香りと甘酸っぱさは、気分をリフレッシュさせてくれます。食後にいただけば、お口の中がさっぱりしますよ。

4月に特に味わいたい、代表的な柑橘類はこちらです。

種類味や香りの特徴楽しみ方
デコポン(不知火)ぽこっとした頭の部分が目印。皮が手でむきやすく、種がほとんどありません。糖度が高く濃厚な甘さで、酸味はまろやかです。そのままいただくのが一番です。薄皮(じょうのう膜)も柔らかいので、袋ごと食べられます。
はっさくさっぱりとした甘さと、ほのかな苦みが特徴。果肉がプリッとしていて、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。薄皮をむいて、果肉そのものの食感と風味を味わうのがおすすめです。サラダの彩りにも向いています。
甘夏甘みの中にしっかりとした酸味があり、後味はすっきり。爽やかな香りが広がります。そのまま食べるのはもちろん、果汁を搾ってドレッシングにしたり、皮を使ってマーマレードを作ったりするのも素敵です。

これらの旬の食材に関する情報は、農林水産省のウェブサイトでも紹介されています。ぜひ参考になさってください。

5. 4月の旬食材を活かした献立アイデア

春の恵みが豊かな4月。せっかくの旬の食材も、毎日のお料理となると悩んでしまうこともありますよね。ここでは、旬の野菜や魚介をたっぷり使った、心も華やぐ献立のヒントを2つご紹介します。和食と洋食、その日の気分に合わせて春の食卓を楽しんでみませんか。

5.1 たけのこご飯が主役の春和食

春の訪れを告げるたけのこの香りは、何とも言えない特別なもの。そんなたけのこを主役にした、春の恵みを丸ごと味わう、心も体も喜ぶ和食の献立はいかがでしょうか。旬の食材を組み合わせることで、食卓がぐっと豊かになりますよ。

主菜には、同じく春に旬を迎える鰆(サワラ)を合わせてみました。上品な脂がのった鰆の西京焼きは、たけのこご飯との相性も抜群です。副菜には、彩り鮮やかな菜の花を添えて。ほろ苦さが良いアクセントになります。汁物には、旨みたっぷりのあさりを使い、春の香りを存分に楽しみましょう。

分類お料理ポイント
主食たけのこご飯たけのこの香りと食感を楽しみます。油揚げや鶏肉を加えると、さらに旨みが深まります。
主菜鰆(サワラ)の西京焼きふっくらと焼き上げた鰆の優しい甘みが、たけのこご飯によく合います。
副菜菜の花のからし和え鮮やかな緑とピリッとした辛みが、お口直しにぴったりです。
汁物あさりの味噌汁あさりの出汁が溶け込んだ、磯の香り豊かなお味噌汁です。

たけのこご飯の作り方については、農林水産省のウェブサイト「うちの郷土料理」でも紹介されていますので、参考にしてみるのも良いですね。
うちの郷土料理 たけのこご飯(農林水産省)

5.2 春野菜と魚介のアクアパッツァ献立

「たまには少しお洒落な洋食を楽しみたい」そんな日におすすめなのが、旬の魚介と春野菜を使ったアクアパッツァです。フライパンひとつで調理ができて、食卓がぱっと華やぐので、おもてなし料理としても喜ばれますよ。

主役のアクアパッツァには、春に美味しい真鯛やあさり、そして彩りにアスパラガスやミニトマトを使いましょう。魚介の旨みが溶け出したスープは絶品です。その美味しいスープを最後まで味わうために、ぜひバゲットを添えてみてください。春キャベツの甘みを活かしたコールスローを合わせれば、さっぱりといただけます。

分類お料理ポイント
主菜真鯛とあさりのアクアパッツァ旬の魚介と野菜の旨みが凝縮。見た目も豪華で、お祝いの席にもぴったりです。
副菜春キャベツのコールスロー柔らかくて甘い春キャベツの食感を活かします。箸休めにちょうど良い一品です。
パンバゲットアクアパッツァの美味しいスープに浸して、一滴残さずいただきましょう。
飲み物白ワインすっきりとした辛口の白ワインが、魚介の風味を一層引き立ててくれます。

旬の食材を上手に取り入れるだけで、いつもの食事がもっと楽しく、豊かな時間になります。ご紹介した献立をヒントに、あなただけの春の食卓を彩ってみてくださいね。

6. まとめ

春の陽気が心地よい4月は、生命力あふれる旬の食材がたくさん登場する季節ですね。たけのこや春キャベツなどのみずみずしい野菜、旨味を増した初鰹や真鯛、そして甘酸っぱいいちご。旬の食材は栄養価が高く、その時期ならではの格別な美味しさがあります。いつもの食卓に一品加えるだけで、季節の移ろいを感じられ、心豊かなひとときを過ごせます。ぜひ、お気に入りの春の味覚を見つけて、日々の暮らしに彩りを添えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ハレノヒ編集部は、「わたしらしく、身軽に暮らす」をテーマに、日々の暮らしを前向きに楽しむためのヒントをお届けしています。
美容や健康、趣味、暮らしの工夫など、50代以降の女性を中心に、誰もが自分らしく輝けるような情報をやさしい目線で発信しています。
ちょっと気になる話題や、ふと心に残る言葉も添えて、皆さまの毎日が少し晴れやかになりますように。

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