4月の花は?見頃の花の名前と花言葉一覧

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暖かな日差しとともに、色とりどりの花が咲き誇る4月。この記事では、そんな心華やぐ季節にまさに見頃を迎える花々を特集します。桜やチューリップといったお馴染みの花から可憐なネモフィラまで、代表的な12種類の花を見頃や花言葉とともに詳しくご紹介。お出かけにぴったりの名所や、贈り物に喜ばれる誕生花、おうちでの楽しみ方まで、あなたの暮らしに春の彩りを添えるヒントが満載です。

目次

1. 4月は春本番を迎え色とりどりの花が咲く季節

長く厳しい冬がようやく終わりを告げ、うららかな日差しが心地よい季節がやってきました。4月は、新しい生活の始まりと共に、私たちの心にも希望の光を灯してくれるような、特別な月ですね。街のあちらこちらで、桜をはじめとする色とりどりの花々が一斉に咲き誇り、歩いているだけで心が浮き立つような、華やかな季節の到来です

入学式や新生活のスタートなど、何かと心新たになるこの時期。春の暖かな風に誘われて、美しい花々を眺めに少しお出かけしてみませんか?この記事では、そんな4月を彩る代表的な花の名前や見頃、心に響く花言葉、そして一度は訪れたい全国のお花見名所まで、たっぷりとご紹介していきます。

1.1 4月の気候と花の開花

4月になると気温もぐっと上がり、本格的な春の訪れを感じさせます。地域にもよりますが、上旬はまだ朝晩の冷え込みが残る日もありますが、日中は過ごしやすい陽気の日が増えてきます。この暖かさが、まるで合図のように植物たちのスイッチを入れ、次々とつぼみを開かせるのです。

まさに春爛漫という言葉がぴったりの4月は、桜前線の北上とともに、日本中が美しい花の色で染め上げられていきます。お花見やピクニックなど、屋外で過ごすのがことのほか楽しい季節。あなたもお気に入りの花を見つけて、春を満喫してくださいね。

1.2 この記事でわかること

この記事を読めば、4月の花をより一層楽しむためのヒントが見つかります。代表的な花の情報から、お出かけ先の参考、おうちでの楽しみ方まで、幅広くまとめました。

カテゴリご紹介する内容
4月の代表的な花桜やチューリップなど、4月に見頃を迎える12種類の花の特徴と花言葉を詳しく解説します。
4月の誕生花大切な方への贈り物にもぴったりな、4月の誕生花をご紹介。日ごとの誕生花の一例もご覧いただけます。
全国のおすすめ名所関東・関西をはじめ、全国各地で4月の花が楽しめる有名なスポットや美しい花畑をご案内します。
おうちでの楽しみ方ガーデニングで育てやすい花や、お部屋に春を呼び込む切り花の飾り方など、暮らしの中での楽しみ方を提案します。

2. 4月に見頃を迎える代表的な花12選

ようやく厳しい寒さが和らぎ、心も華やぐ4月。この季節は、まるで自然からの贈りもののように、次々と美しい花たちが私たちの目を楽しませてくれます。お散歩の途中や、お庭の片隅で、春の訪れを告げる愛らしい花々を探してみませんか。ここでは、4月に見頃を迎える代表的な12種類の花をご紹介します。それぞれの花が持つ物語や花言葉を知ると、お花見がもっと楽しくなりますよ。

2.1 桜

2.1.1 見頃の時期と特徴

日本の春といえば、やはり桜を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。3月下旬から4月にかけて、淡いピンク色の花が日本全国を彩ります。ソメイヨシノやヤマザクラ、しだれ桜など種類も豊富で、それぞれに違った風情があるのも魅力です。満開の桜並木の下を歩けば、新しい季節の始まりに心が弾むような、特別な気持ちにさせてくれますね。

2.1.2 桜の花言葉

桜全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」です。その儚くも美しい姿から、日本の奥ゆかしい美しさを象徴する言葉が選ばれました。種類によっても異なる花言葉があり、例えばソメイヨシノは「純潔」、しだれ桜は「優美」といった意味を持っています。

2.2 チューリップ

2.2.1 見頃の時期と特徴

春の花壇の主役、チューリップ。ぷっくりとした可愛らしい形と、赤、白、黄色、ピンク、紫など、絵の具を並べたような色の豊富さが魅力です。公園の花壇にずらりと並んで咲く様子は圧巻の美しさ。品種改良が盛んで、一重咲きだけでなく、八重咲きやユリ咲きなど、さまざまな形があるんですよ。

2.2.2 チューリップの花言葉

チューリップは色によって花言葉が異なります。大切な方へ贈る際には、色に想いを託してみるのも素敵ですね。

花言葉
愛の告白
ピンク誠実な愛
望みのない恋、名声
失われた愛、新しい愛
不滅の愛

2.3 ネモフィラ

2.3.1 見頃の時期と特徴

近年、SNSなどでも話題になることが多いネモフィラ。澄み渡る空のようなブルーの小花が、丘一面に広がる光景は息をのむほどの美しさです。その幻想的な青い絨毯は、一度は見てみたい春の絶景ですね。可憐な見た目ですが、とても丈夫で育てやすいので、ご家庭のガーデニングにもおすすめです。

2.3.2 ネモフィラの花言葉

ネモフィラの花言葉は「可憐」「どこでも成功」「あなたを許す」です。その愛らしい姿にぴったりの「可憐」という花言葉のほか、環境を選ばず元気に育つたくましさから「どこでも成功」という頼もしい言葉も持っています。

2.4 芝桜

2.4.1 見頃の時期と特徴

地面を覆うように、びっしりと花を咲かせる芝桜。その名の通り、桜に似た形の可愛らしい花が、まるで絨毯のように広がります。色はピンクや白、薄紫などがあり、色の組み合わせで描かれる模様も見事です。春の暖かな日差しの中で、のんびりと眺めていたくなる風景ですね。

2.4.2 芝桜の花言葉

芝桜の花言葉は「合意」「忍耐」「燃える恋」です。小さな花が寄り添って咲く姿から「合意」、そして厳しい冬の寒さに耐えて春に花を咲かせることから「忍耐」という言葉が生まれました。

2.5 パンジーとビオラ

2.5.1 見頃の時期と特徴

秋から春にかけて、長い期間私たちの目を楽しませてくれるパンジーとビオラ。特に4月は、暖かさとともに次々と花を咲かせ、最も美しい時期を迎えます。色の種類が非常に多く、寄せ植えの組み合わせを考えるのも楽しいひととき。少しひらひらとした花びらが愛らしく、見ているだけで心が和みます。

2.5.2 パンジーとビオラの花言葉

パンジーには「もの思い」「私を思って」、ビオラには「誠実な愛」「信頼」といった花言葉があります。どちらも、人の心にそっと寄り添うような、やさしい意味合いが込められていますね。

2.6 藤

2.6.1 見頃の時期と特徴

4月下旬から5月にかけて見頃を迎える藤の花。藤棚から優雅に垂れ下がる薄紫色の花穂は、甘い香りと共に、たおやかで幻想的な雰囲気を醸し出します。風に揺れる姿は、まるで紫色のカーテンのよう。古くから和歌や絵画にも描かれてきた、日本人に愛され続ける花の一つです。

2.6.2 藤の花言葉

藤の花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」です。垂れ下がる花の様子が、お客様を丁寧にお迎えするお辞儀のように見えることから「歓迎」という花言葉がつけられたと言われています。また、ツルが強く巻き付く性質から「決して離れない」という情熱的な意味も持っています。

2.7 つつじ

2.7.1 見頃の時期と特徴

公園や庭木、街路樹としても親しまれているつつじ。4月下旬頃から、赤やピンク、白といった鮮やかな色の花を枝いっぱいに咲かせます。一斉に咲き誇る姿はとても華やかで、春の街並みを明るく彩ってくれますね。クルメツツジやヒラドツツジなど、さまざまな品種があります。

2.7.2 つつじの花言葉

つつじ全般の花言葉は「節度」「慎み」です。また、燃えるような赤い花の色から「恋の喜び」という情熱的な花言葉も持っています。

2.8 牡丹

2.8.1 見頃の時期と特徴

「花の王様」とも称される牡丹は、その名にふさわしい豪華さと気品をまとった花です。幾重にも重なった大きな花びらが、ふわりと開く様子は圧巻の美しさ。赤、ピンク、白、黄色、紫など色も多彩で、一輪だけでも存在感があります。風格のあるその姿は、見る人の心を惹きつけてやみません。

2.8.2 牡丹の花言葉

牡丹の花言葉は「王者の風格」「富貴」「高貴」です。その堂々とした美しい花姿に由来しています。お祝いの席や、特別な日の贈り物としても喜ばれる、縁起の良い花ですね。

2.9 ハナミズキ

2.9.1 見頃の時期と特徴

4月下旬から5月にかけて、白やピンク色の可憐な花を咲かせるハナミズキ。実は、花びらのように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉の一種で、中心にある小さな粒が本当の花です。すっと伸びた枝に、上品な色の苞が空に向かって咲く姿は、とても爽やかで美しいですね。

2.9.2 ハナミズキの花言葉

ハナミズキの花言葉は「返礼」「永続性」「私の想いを受けとめてください」です。かつて日本がアメリカへ桜を贈り、その返礼として贈られたのがハナミズキだったという歴史に由来しています。

2.10 スズラン

2.10.1 見頃の時期と特徴

小さな鈴のような、真っ白で可憐な花をうつむきがちに咲かせるスズラン。その愛らしい姿と、上品で甘い香りから、香水や石鹸の原料としても人気があります。日陰でもよく育つため、お庭の片隅に植えておくと、春の訪れを香りで知らせてくれますよ。

2.10.2 スズランの花言葉

スズランの花言葉は「再び幸せが訪れる」「純粋」「謙虚」です。ヨーロッパでは、春の訪れを告げる幸せの象徴とされ、愛する人やお世話になった人へ贈る習慣があるそうです。ただし、スズランは全草に毒性があるため、取り扱いには注意が必要です。

2.11 アイリス

2.11.1 見頃の時期と特徴

すっと伸びた茎の先に、凛とした花を咲かせるアイリス。アヤメやカキツバタ、ハナショウブなども同じアヤメ科の仲間です。紫や白、黄色などの鮮やかな花びらは、どこか異国情緒を感じさせる美しさ。そのシャープで洗練された姿は、洋風のお庭にも和風のお庭にもよく似合います。

2.11.2 アイリスの花言葉

アイリス全般の花言葉は「良い便り」「希望」「メッセージ」です。ギリシャ神話に登場する虹の女神「イリス(Iris)」が、神々のメッセージを天と地の間で伝えていたことに由来すると言われています。

2.12 ポピー

2.12.1 見頃の時期と特徴

薄紙のように繊細な花びらが、風にそよぐ姿が愛らしいポピー。春の陽光を浴びて、赤やオレンジ、黄色、ピンクといった明るい色の花を咲かせます。ケシの仲間ですが、園芸用として楽しむヒナゲシやアイスランドポピーなどには麻薬成分は含まれていません。広大な花畑を埋め尽くすポピーの風景は、まるで絵本の世界のようですね。

2.12.2 ポピーの花言葉

ポピーの花言葉は「思いやり」「いたわり」「恋の予感」など、心温まるものが多くあります。色によっても意味が異なり、赤いポピーは「慰め」、白いポピーは「眠り」「忘却」といった花言葉を持っています。

3. 贈り物にも 4月の誕生花を紹介

春の暖かな日差しとともに迎える4月。この月に生まれた大切な方へ、またはご自身へのささやかな贈り物として、誕生花を選んでみるのはいかがでしょうか。誕生花は、その日や月にちなんだ特別な意味を持つ花々です。お花に込められた物語や花言葉を知ると、贈り物がもっと心のこもった素敵なものになりますよ。

ここでは、4月を代表する誕生花と、日付ごとの誕生花の一例をご紹介します。心を込めて選んだ一本が、きっと素敵な春の思い出を運んできてくれることでしょう。

3.1 4月の代表的な誕生花

4月全体の誕生花として知られているお花がいくつかあります。どれも春らしく、門出やお祝いの気持ちを伝えるのにぴったりです。 アルストロメリア 花びらの斑点模様がエキゾチックで、凛とした美しさを持つアルストロメリア。「未来への憧れ」「持続」といった前向きな花言葉を持ち、これからの未来が輝かしいものであるようにという願いを込めることができます。色も豊富で、花束を華やかに彩ってくれます。 かすみ草 小さく可憐な花が集まって咲く姿が愛らしいかすみ草。主役の花を引き立てる名脇役のイメージがありますが、「感謝」「幸福」「無垢の愛」といった素晴らしい花言葉を持っています。日頃の「ありがとう」の気持ちを伝える贈り物に最適です。 忘れな草 その名前に切ない物語が秘められた、空色の小さなお花です。「私を忘れないで」「真実の愛」という花言葉は、ドイツの悲恋の伝説に由来すると言われています。控えめながらも心に残る、物語のあるお花を贈りたい方におすすめです。

3.2 日付で見る4月の誕生花の一例

4月は、一日一日にも誕生花が定められています。もちろん、これが唯一の正解というわけではありませんが、お誕生日当日の花を知ると、より特別感が増しますね。ここではその一例を、花言葉とともに表にまとめてみました。

日付花の名前花言葉
4月1日サクラ精神の美、優美な女性
4月3日ゼラニウム尊敬、信頼、真の友情
4月5日イチジク多産、実りある恋、裕福
4月8日リンゴの花優先、選択、名声
4月11日ヒヤシンス(黄)あなたとなら幸せ、勝負
4月15日キンギョソウおしゃべり、清純な心
4月18日スターチス変わらぬ心、途絶えぬ記憶
4月20日シバザクラ合意、忍耐、燃える恋
4月24日シャガ反抗、抵抗、決心
4月27日シャクナゲ威厳、荘厳、危険
4月30日キングサリはかない美、相思相愛

いかがでしたでしょうか。誕生花は、国や地域、参照する図鑑によってもさまざまな説があります。ここに挙げた以外にも素敵なお花はたくさんありますので、贈る相手の好きな色や雰囲気に合わせて、あなただけの特別な一本を選んでみるのも楽しい時間ですね。

4. 4月の花が楽しめる全国のおすすめ名所

春本番の暖かな日差しに誘われて、美しい花々が咲き誇る名所へお出かけしてみませんか。4月は、日本全国で色とりどりの花景色が楽しめる絶好の季節です。ここでは、一度は訪れたい素晴らしいお花見スポットを、エリアごとにご紹介します。お散歩がてら、心華やぐ春の風景を探しに出かけてみてくださいね。

4.1 関東で4月の花を見るならここ

都心からのアクセスも良く、週末にふらりと訪れることができる関東エリアの花の名所。歴史ある神社や広大な公園で、春の息吹を感じてみましょう。

4.1.1 あしかがフラワーパーク(栃木県)

CNNの「世界の夢の旅行先10カ所」にも選ばれた、藤の名所として名高いスポットです。600畳敷きにも及ぶ大藤棚は、まさに圧巻の一言。紫や白、ピンクの藤が頭上を覆い尽くす光景は、まるで絵画の世界に迷い込んだかのよう。夜間のライトアップも幻想的で、昼間とはまた違った幽玄な美しさを楽しめますよ。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
藤、つつじ4月中旬~5月中旬栃木県足利市迫間町607あしかがフラワーパーク 公式サイト

4.1.2 国営昭和記念公園(東京都)

東京ドーム約39個分という広大な敷地を誇る国営公園です。4月は桜やチューリップ、ポピーなど、次々と春の花が見頃を迎えます。特に、約25万球のチューリップが織りなす「渓流広場」の景色は見事で、色とりどりの絨毯の上を散策するのは格別です。一日中いても飽きないほど見どころが多く、ご家族やご友人とゆっくり過ごすのにぴったりな場所です。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
桜、チューリップ、ポピー3月下旬~5月上旬東京都立川市緑町3173国営昭和記念公園 公式サイト

4.1.3 根津神社(東京都)

都心にありながら、静かで趣のある時間が流れる根津神社。こちらの「つつじ苑」は、江戸時代から続くつつじの名所として知られています。約100種3000株ものつつじが、すり鉢状の庭園を埋め尽くす様は圧巻です。早咲きから遅咲きまで様々な品種が植えられているため、長い期間にわたって美しい花景色を楽しめるのも嬉しいポイントですね。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
つつじ4月上旬~5月上旬東京都文京区根津1-28-9根津神社 公式サイト

4.2 関西で4月の花を見るならここ

歴史的な建造物と花の共演が美しい関西エリア。古都の風情を感じながら、優雅な春のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

4.2.1 吉野山(奈良県)

「一目に千本見える豪華さ」という意味で「一目千本」と称される、日本一の桜の名所です。約3万本ものシロヤマザクラが山肌をピンク色に染め上げる光景は、まさに絶景。麓の下千本から順に開花し、中千本、上千本、奥千本へと桜前線が上がっていくため、長い期間お花見を楽しめるのが魅力です。世界遺産にも登録された聖地で、特別な春を感じられます。

主な花見頃の時期所在地観光協会サイト
4月上旬~4月下旬奈良県吉野郡吉野町吉野山観光協会

4.2.2 長谷寺(奈良県)

「花の御寺」として親しまれ、一年を通じて様々な花が楽しめる長谷寺。4月下旬からは、”花の王”とも呼ばれる牡丹が見頃を迎えます。本堂の舞台から眺める、約150種7000株の牡丹は息をのむ美しさ。風格のあるお寺の建物と、色鮮やかで大輪の牡丹が織りなす景色は、ここでしか見られない特別なものです。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
桜、牡丹4月上旬~5月上旬奈良県桜井市初瀬731-1総本山 長谷寺 公式サイト

4.3 全国の有名な花畑スポット

少し足を延ばしてでも訪れたい、全国各地の絶景スポット。広大な敷地に広がる花の絨毯は、きっと忘れられない思い出になりますよ。

4.3.1 国営ひたち海浜公園(茨城県)

春の絶景として、あまりにも有名なネモフィラの名所です。約530万本のネモフィラが「みはらしの丘」一面を青く染め上げる光景は、まるで空と丘が溶け合ったかのよう。どこまでも続く青の世界は、訪れる人の心を優しく包み込んでくれます。ネモフィラだけでなく、スイセンやチューリップも楽しめ、春の彩りを満喫できます。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
ネモフィラ、チューリップ4月中旬~5月上旬茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4国営ひたち海浜公園 公式サイト

4.3.2 富士本栖湖リゾート(山梨県)

富士山麓で開催される「富士芝桜まつり」の会場です。首都圏最大級、約50万株の芝桜が咲き誇り、雄大な富士山との共演は、まさに日本の春を象徴する風景。ピンクや白、紫の鮮やかなグラデーションが広がる花の絨毯は、写真好きにはたまらない絶景スポットです。会場内のグルメも充実しており、一日中楽しめます。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
芝桜4月中旬~5月下旬山梨県南都留郡富士河口湖町本栖212富士本栖湖リゾート 公式サイト

4.3.3 河内藤園(福岡県)

海外のサイトで「実在する世界の美しい場所10」に選ばれ、世界中から注目を集める藤の名所です。1000坪の大藤棚や、カラフルな花々が垂れ下がる2種類の藤のトンネルは、幻想的でロマンチックな空間。甘い香りに包まれながら歩くトンネルは、まるで夢の世界のようです。見頃の時期は大変混雑するため、事前のチケット購入が必要な場合がありますので、お出かけ前には公式サイトを確認してくださいね。

主な花見頃の時期所在地公式サイト
4月下旬~5月上旬福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48河内藤園 公式サイト

5. おうちで楽しむ4月の花

お天気の良い日にお花の名所へ出かけるのも素敵ですが、ご自宅でゆっくりと春の訪れを感じるのもまた、心豊かな時間の過ごし方ではないでしょうか。ここでは、ベランダやお庭、そしてお部屋の中で4月の花を楽しむためのヒントをお届けします。毎日の暮らしに、やさしい彩りを添えてみませんか。

5.1 ガーデニングで育てやすい4月の花

春は、新しいことを始めるのにぴったりの季節。ガーデニングに挑戦してみたい、と考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。4月は、初心者の方でも育てやすい花がたくさんあります。プランターや鉢植えを使えば、ベランダのような限られたスペースでも気軽に楽しめますよ。

ここでは、春のガーデニングにおすすめの花をいくつかご紹介します。

花の名前植え付けの時期育てる場所育てるコツ
パンジー・ビオラ秋に種をまくのが一般的ですが、春に苗から植え付けるとすぐに花を楽しめます。日当たりと風通しの良い場所を好みます。咲き終わった花(花がら)をこまめに摘み取ると、栄養が次の花へいきわたり、長く咲き続けてくれます。
ネモフィラ苗からの植え付けが手軽です。根を傷つけないよう、そっと植え替えるのがポイントです。日当たりの良い場所で育てましょう。水のやりすぎに注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにします。可憐な見た目ですが、比較的丈夫な花です。
芝桜春か秋に苗を植え付けます。地面を覆うように広がるので、少し間隔をあけて植えるのがおすすめです。日当たりが良く、水はけの良い場所が適しています。乾燥に強く、一度根付けばあまり手がかかりません。蒸れに弱いので、梅雨の前に切り戻しをすると良いでしょう。
マーガレット春に苗を植え付けます。鉢植えでも育てやすい花です。日当たりと風通しの良い場所を好みます。過湿を嫌うので、水のやりすぎには注意が必要です。咲き終わった花を茎の付け根から切ると、次の花が咲きやすくなります。

ガーデニングで大切なのは、水やりと日当たり、そして風通しです。お花の特性に合わせて少しだけ手をかけてあげると、きっと美しい花を咲かせて応えてくれますよ。

5.2 切り花で春の彩りを室内に

お花屋さんで旬の花を少し買い求めて、お部屋に飾るだけで、空間も心もぱっと華やぎますね。食卓や窓辺に一輪あるだけで、いつもの景色が少し違って見えるから不思議です。4月は、色とりどりの春らしい切り花が豊富にそろう時期でもあります。

特におすすめなのは、チューリップやラナンキュラス、スイートピーなど。ふっくらとした花びらが愛らしいラナンキュラスや、甘い香りが魅力のスイートピーは、春の訪れを実感させてくれる代表的な花です。すらりとした茎が美しいアイリスや、軽やかなポピーも素敵ですね。

5.2.1 切り花を長持ちさせるひと手間

せっかくお部屋に迎えたお花ですから、少しでも長くその美しい姿を楽しみたいもの。ほんのひと手間で、お花の持ちがぐっと良くなりますよ。

基本は、お花が水を吸い上げやすくしてあげる「水切り」と、雑菌の繁殖を防ぐ「清潔な環境」です。

まず、買ってきたお花は、バケツなどに張った水の中で茎の先端を1〜2cmほど斜めにカットします。これを「水切り」といい、切り口が空気に触れないため、水の吸い上げが良くなるのです。その際、切れ味の良い清潔なハサミを使うのがポイントです。

また、花瓶の水は毎日取り替えるのが理想です。水を替えるときに、花瓶の内側もきれいに洗い、茎のぬめりを洗い流してあげましょう。数日に一度、水切りをし直してあげると、さらに長持ちにつながります。

農林水産省のウェブサイトでも、家庭でできる切り花を長持ちさせる方法が分かりやすく紹介されています。こちらも参考にしながら、春の彩りを存分に楽しんでくださいね。

6. まとめ

春の息吹が満ちる4月は、桜やチューリップ、藤など、私たちの心を和ませる多くの花が見頃を迎えます。この記事でご紹介した花々の名所へお出かけしたり、ガーデニングや切り花で暮らしに取り入れたりするのも素敵ですね。美しい4月の花々が、あなたの毎日にやさしい彩りと穏やかな時間をもたらしてくれることでしょう。

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この記事を書いた人

ハレノヒ編集部は、「わたしらしく、身軽に暮らす」をテーマに、日々の暮らしを前向きに楽しむためのヒントをお届けしています。
美容や健康、趣味、暮らしの工夫など、50代以降の女性を中心に、誰もが自分らしく輝けるような情報をやさしい目線で発信しています。
ちょっと気になる話題や、ふと心に残る言葉も添えて、皆さまの毎日が少し晴れやかになりますように。

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